糖尿病の看護のポイント

主な経口血糖降下薬

分類:インスリン抵抗性改善系

 

?ビグアナイド薬 薬剤名(商品名)→メトホルミン塩酸塩(グリコラン)
                  ブホルミン塩酸塩(ジベトス)

 

ビグアナイド薬の主な作用は、肝臓での糖新生の抑制です。

 

?チアゾリジン薬 薬剤名(商品名)→ピオグリタゾン塩酸塩(アクトス)

 

チアゾリジン薬の主な作用は、骨格筋?肝臓でのインスリン感受性の改善です。

 

分類:インスリン分泌促進系

 

?DPP-4阻害薬 薬剤名(商品名)→シタグリプチンリン酸塩水和物(グラクティブ)
                 ビルダグリプチン(エクア)

 

DPP-4阻害薬の主な作用は、血糖性のインスリン分泌促進とグルカゴン分泌抑制です。

 

?スルホニル尿素(SU)薬 薬剤名(商品名)→トリブタミド(ラスチノン)
                      グリベンクラミド(オイグルコン)

 

スルホニル尿素(SU)薬の主な作用は、インスリン分泌の促進です。

 

分類:食後高血糖改善系

 

?速効型インスリン分泌促進薬 薬剤名(商品名)→ナテグリニド(スターシス、ファスティック)

 

速効型インスリン分泌促進薬の主な作用は、より速やかなインスリン分泌の促進?食後高血糖の改善です。

 

?αグルコシダーゼ阻害薬 薬剤名(商品名)→アカルボース(グルコバイ)
                      ボグリボース(ベイスン)

 

αグルコシダーゼ阻害薬の主な作用は、炭水化物の吸収遅延?食後高血糖の改善です。

 

糖尿病の副作用(低血糖症状)

 

副作用として低血糖症状があります。

 

低血糖症状が起きると、頭痛、めまい、ふるえ、
冷や汗、動機、脱力感などの症状が起こります。

 

HbA1c(NGSP)による血糖コントロールの目標

 

年齢や罹患期間、臓器循環、低血糖の危険性、
サポート体制などを考慮し、個別に設定します。

 

いずれも妊娠期を除いた成人に対しての目標値です。

 

?血糖正常化を目指す際の目標値

 

HbA1c:6.0%未満

 

適切な食事療法や運動療法だけで達成可能な場合、
または、薬物療法中であっても低血糖などの副作用なく
達成可能な場合の目標とします。

 

?合併症予防のための目標値

 

HbA1c7.0%未満

 

合併症予防の観点からHbA1cの目標値を7%未満とします。

 

対応する血糖値としては、空腹時血糖値130mg/dL未満、
食後2時間血糖値180mg/dL未満をおおよその目安とします。

 

?治療強化が困難な際の目標値

 

HbA1c8.0%未満

 

低血糖などの副作用、
その他の理由で治療の強化が難しい場合の目標とします。